老年医学・高齢者医療

2015年05月29日

今日の一問(医師国試109-I-48、80歳の男性。発熱と食欲低下とを主訴に来院)



おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。


ひとりでも多くの医学生に役立ちますように。
 



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07)

定番のCT・MRI画像解剖アプリ「CT・MRI解体新書」ですが、

昨日、Android版を2.0.3にバージョンアップしました。

368枚の断層画像を追加。

さらに、ページング機能も追加し、グーンと使いやすくなりました。

バージョン1をお持ちの方は無料でアップグレードできます。

ページング機能とは、こんな感じです(動画はiPadですが)。



 



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109回の臨床問題から「今日の一問」



正答率は99%超え。


これは、まさにうちのオフクロと同じ。



医師国試109回I問題No.48

80歳の男性。

発熱と食欲低下とを主訴に来院した。

半年前から食事中にむせることがあった。

3か月前に発熱で入院しペニシリン系抗菌薬で治癒した。

2日前から発熱が出現し食事摂取ができなくなったため受診した。

胸部エックス線写真で右下肺野に浸潤影を認め、前回と同じ抗菌薬で軽快した。

1年前に脳梗塞の既往がある。
 
この患者の繰り返す病態の予防に効果が期待できるのはどれか。

a 口腔ケア

b 食後の臥位安静

c 鎮咳薬の服用

d 向精神薬の服用

e ヒスタミンH2 受容体拮抗薬の服用


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誤嚥性肺炎というのは、本当に避けようがないのかしら。

食べなければ生きていけない。

患者さんは咀嚼できる間は、どうしたって口から食べたい。

だけど、口から食べると誤嚥の可能性は常につきまとう。

そして、誤嚥して、熱発して病院にお世話になり、

患者さんも家族も体力を消耗していく。

生きるっていうのは、なんとも大変だ〜。

 
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a(○、 99%) 
b(×、 0%) 
c(×、 0%) 
d(×、 0%) 
e(×、 0%) 

誤嚥をなるべくしないように、オフクロは病院で嚥下体操を指導されております。

 ↓ ↓ ↓
嚥下体操のサイトです。

51)






では、また。

さいなら〜。 
  

 
 
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