泌尿器科
2015年08月24日
今日の一問(医師国試107-F-25、尿道カテーテルの留置した80歳男性。)
おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。
励みにポチッとお願いします。
============
最近の必修問題では、とても実践的な問題が出題されるようになっています。
過去に類題がなく、医学生にとって初見であることから、必修問題なのにもかかわらず正答率はかなり低いのです。
特に、尿道留置カテーテルに関する必修問題は毎年正答率ほぼ100%のサービス問題が多かったのに・・・。
MACの人気講座「マイナー総整理講座」から。
【医師国試107回F問題No.25】
対応として適切なのはどれか。
・
80歳の男性。発熱のため搬入された。
数日前から38℃台の発熱が続き、食事もとれなくなってきた。
尿が出なくなったため、長女が救急車を要請した。
導尿時混濁尿を認め、尿路感染症と診断し、尿道カテーテルを留置した。
数日前から38℃台の発熱が続き、食事もとれなくなってきた。
尿が出なくなったため、長女が救急車を要請した。
導尿時混濁尿を認め、尿路感染症と診断し、尿道カテーテルを留置した。
対応として適切なのはどれか。
a 尿道カテーテルと連結する蓄尿バッグは開放式回路を用いる。
b 尿道カテーテルは陰茎を頭側に向けて下腹部に固定する。
c 尿道カテーテルを3日ごとに入れ換える。
d 入院中は連日膀胱洗浄を行う。
e 留置中は安静臥床を促す。
・
・
・
・
・
・
・
合ってましたか?
・
・
・
・
・
・
・
・
正答率は、まさかの38%でした。
では、MACのYouTube動画(2分48秒)をご覧ください。
正答率は、まさかの38%でした。
尿道カテーテルは陰茎を頭側に向けて下腹部に固定する。
↓ ↓ こんな感じ。
↓ ↓ こんな感じ。
===============
プチPR!
「医師594」は医学生のための過去問無料サービスです。
登録は下記からお願いします。
「医師594」サイト
登録がまだの方は、これを機会に是非ユーザー登録をお願いします。
at 07:00|Permalink
2015年06月05日
今日の一問(医師国試109-A-12、淋菌感染症について)
おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。
ひとりでも多くの医学生に役立ちますように。
============
先日の血尿の精検、行ってきました。
尿細胞診、陰性でした。
PSAもセーフ。
ふぅー。
腹部エコーで、左腎に4ミリが1個、右腎に3ミリが1個の石を発見。
このうちのどちらかが原因で血尿になったんでしょう。
実は、その日の午前中、全身が振動するような作業をしていたのですね。(ずっとボートに乗って、バンバンと波に叩かれていたのですよ)
いずれ石が尿管に落ちてきたら、例の疝痛が腰背部に出てくるんでしょう。
============
さて、今日も今年の国家試験から。
では、感染症一般から「今日の一問」。
正答率は60%を切ってます。
【医師国試109回A問題No.12】
・
淋菌感染症について正しいのはどれか。
a 潜伏期間は10〜14日である。
b 淋菌はGram陽性双球菌である。
c 膀胱炎として発症することが多い。
d クラミジアとの混合感染が90%にみられる。
e ニューキノロン系抗菌薬に対する耐性株が増加している。
・
・
・
・
・
・
・
パーセントで聞かれるパターンって、大体間違っている選択肢が多いけど。。。
ちょっと、医師594で調べてみたけど、第109回で選択肢にパーセントが入っていたものはほとんどが間違ってましたよ〜。
内緒ですよ。
嘘かもしれないし、やっぱちゃんと考えて答えを出さないとね。
ちょっと、医師594で調べてみたけど、第109回で選択肢にパーセントが入っていたものはほとんどが間違ってましたよ〜。
内緒ですよ。
嘘かもしれないし、やっぱちゃんと考えて答えを出さないとね。
・
・
・
・
・
・
・
a(×、 5%) 男性で潜伏期2〜9日。女性は無症候が多い。
b(×、 3%) 写真のとおり。「陰性」の双球菌
c(×、 3%) 男は尿道炎、女は子宮頸管炎。
d(×、 30%) ねっ、やっぱり誤りでしょ。
20〜30%は混合感染してるそうです。90%は大げさだけど、20〜30%はとても無視できる数字ではないですね。
それでSDA法という淋菌・クラミジアを同時に検出できるような検査があるんですね。
↓ ↓ ↓
SDA法
20〜30%は混合感染してるそうです。90%は大げさだけど、20〜30%はとても無視できる数字ではないですね。
それでSDA法という淋菌・クラミジアを同時に検出できるような検査があるんですね。
↓ ↓ ↓
SDA法
e(○、 59%)
淋菌感染症の最も重要な問題は、淋菌の顕著な抗菌薬耐性化と多剤耐性化である。国内では、従来治療に用いられていたペニシリンおよびテトラサイクリンに対する耐性菌の割合は依然として高いことに加え、この10年の間にオフロキサシン、シプロフロキサシン等のニューキノロン剤に対する耐性菌が80%程度にまで達し、既にその使用は推奨されない。(IASR、淋菌感染症に関する情報)
では、また。
さいなら〜。
さいなら〜。
===============
==============
プチPR!
「医師594」は医学生のための過去問無料サービスです。
登録は下記からお願いします。
「医師594」サイト
登録がまだの方は、これを機会に是非ユーザー登録をお願いします。
==============
内科志望でも、必ず役に立つ麻酔科の書籍です。
「みんなの麻酔科学−麻酔科医は手術室の内科医だ−」
(Amazon)
at 07:00|Permalink
2015年03月30日
今日の一問(医師国試107-I-37、性器クラミジア感染症の男性)
では、早速、「今日の一問」。
問題文を読み始めた瞬間は、「あ、これは点取り問題」と思い内心ほくそ笑んだけど、
ん
ん
んん
ん ん ん
「男性」???
知るかい、そんなの。
それも2つも!
MACの人気講座「国試最速講座」から。
【医師国試107回B問題No.38】
・
性器クラミジア感染症の男性における合併症はどれか。2つ選べ。
a 骨盤腹膜炎
b 間質性膀胱炎
c 精巣上体炎
d 前立腺炎
e 亀頭包皮炎
・
・
・
・
・
・
・
合ってましたか?
尿道から逆行性・上行性に感染するとどうなるかって発想ですね。
・
尿道から逆行性・上行性に感染するとどうなるかって発想ですね。
・
・
・
・
・
・
・
病棟実習や研修前に読んでおくとよい「研修医はじめの一歩」シリーズ。
サンプルページはこちらからどうぞ。
青本(ドキドキの生たまご編)
(Amazon)
講義力が自慢のMACです。
解説は動画をどうぞ〜!!
解説は動画をどうぞ〜!!
では、また。
さいなら〜。
さいなら〜。
===============
==============
プチPR!
「医師594」は医学生のための過去問無料サービスです。
登録は下記からお願いします。
「医師594」サイト
登録がまだの方は、これを機会に是非ユーザー登録をお願いします。
==============
病棟実習や研修前に読んでおくとよい「研修医はじめの一歩」シリーズ。
サンプルページはこちらからどうぞ。
青本(ドキドキの生たまご編)
(Amazon)
赤本(ハラハラの半熟たまご編)
(Amazon)
(Amazon)
at 07:00|Permalink
2014年10月03日
今日の一問(医師国試107-I-37、性器クラミジア感染症の合併症)
おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。
============
では、早速、「今日の一問」。問題文を読み始めた瞬間は、「あ、これは点取り問題」と思い内心ほくそ笑んだけど、
ん
ん
んん
ん ん ん
「男性」???
知るかい、そんなの。
それも2つも!
===============
プチPR!
「医師594」は医学生のための過去問無料サービスです。
登録は下記からお願いします。
「医師594」サイト
登録がまだの方は、これを機会に是非ユーザー登録をお願いします。
at 07:00|Permalink
2014年10月01日
今日の一問(医師国試107-B-38、前立腺癌の原発巣に対する放射線治療)
おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。
============
なんか早いもんで、もう10月。
年取ると早いわ、ホント。
このブログを始めた頃は、国試までまだまだ時間があるわい、と思ってましたが、さすがに10月になるとなんか間近に迫ってきた感じがしますね。
ゴールに向かって着実に進んでいきましょう。
============なんか早いもんで、もう10月。
年取ると早いわ、ホント。
このブログを始めた頃は、国試までまだまだ時間があるわい、と思ってましたが、さすがに10月になるとなんか間近に迫ってきた感じがしますね。
ゴールに向かって着実に進んでいきましょう。
では、早速、「今日の一問」。
MACの人気講座「マイナー最短講座」から、放射線治療についての問題です。
ここ数年、放射線治療に関する随分細かい問題が出題されています。
正答率は低いんだけど・・・。
東田先生の動画を見て、知識を整理しておくのがいいかも。
ここ数年、放射線治療に関する随分細かい問題が出題されています。
正答率は低いんだけど・・・。
東田先生の動画を見て、知識を整理しておくのがいいかも。
【医師国試107回B問題No.38】
・
前立腺癌の原発巣に対して根治的放射線治療として行われるのはどれか。2つ選べ。
a 腔内照射
b 組織内照射
c 電子線治療
d 強度変調放射線治療
e 放射性同位元素内用療法
・
・
・
・
・
・
・
合ってましたか?
「強度変調放射線治療」って一体何?
・
「強度変調放射線治療」って一体何?
・
・
・
・
・
・
・
正答率は53%でした。
強度変調放射線治療って初めて聞く用語かと思ってましたが、実は第105回にも出題されてました。
やっぱり過去問を解くのは大事ですね。
「医師594」で検索してみて下さいな。
【正答率】
正答率は53%でした。
強度変調放射線治療って初めて聞く用語かと思ってましたが、実は第105回にも出題されてました。
やっぱり過去問を解くのは大事ですね。
「医師594」で検索してみて下さいな。
【正答率】
a(×、18%) 腔内照射
b(○、89%) 組織内照射
密封小線源治療のこと。
密封小線源治療のこと。
c(×、14%) 電子線治療
d(○、61%) 強度変調放射線治療
強度変調放射線治療(IMRT)とは、専用のコンピュータを用いて照射野の形状を変化させたビームを複数用いて、腫瘍の形に適した放射線治療を行う新しい照射方法です。腫瘍に放射線を集中し、周囲の正常組織への照射を減らすことができるため、副作用を増加させることなく、より強い放射線を腫瘍に照射することが可能になります。(がん研究会のHPより引用)
===============
プチPR!
「医師594」は医学生のための過去問無料サービスです。
登録は下記からお願いします。
「医師594」サイト
登録がまだの方は、これを機会に是非ユーザー登録をお願いします。
at 07:00|Permalink