2015年04月

2015年04月14日

今日の一問(医師国試106-A-37、75歳の女性。階段昇降時に自覚する違和感)



おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。


ひとりでも多くの医学生に役立ちますように。
 


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さて、早速、
「今日の一問」


循環器の臨床問題です。


毎度お馴染みのMACの人気講座国試最速講座」から。


医師国試106回A問題No.37

75歳の女性。階段を昇ったときに自覚する前胸部の違和感を主訴に来院した。

症状は約1年前からあり、頻度や強さに変化はないという。

身体診察所見に異常を認めない。

胸部エックス線写真と安静時の12誘導心電図とに異常を認めない。

アデノシン負荷201Tl心筋血流SPECTの左室短軸像を示す。

106A37

 
原因として考えられるのはどれか。

a 冠攣縮

b 心筋炎

c 左室肥大

d 冠動脈狭窄

e 陳旧性心筋梗塞



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合ってましたか?

ほぼ2つの選択肢に絞られるようですね。
 
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では、MACのYouTube動画(4分3秒)をご覧ください。 



 

 




講義力が自慢のMACです。


解説は動画をどうぞ〜!!




では、また。

さいなら〜。 
  

 
 
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2015年04月06日

今日の一問(医師国試109-A-21、31歳の初産婦。輸液速度を速めるのと同時に行うもの)



こんばんは。
594編集部のマッ君(まっくん)です。


あっという間に4月に突入〜


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国家試験の内容が、

だんだん実践的な内容にシフトしてきていますね。

今年(第109回)のA問題にこんなのがありました。
 

医師国試109回A問題No.21

31歳の初産婦。

骨盤位で選択的帝王切開を受けるため妊娠38週に入院した。

手術室で静脈路確保後に側臥位で脊髄くも膜下麻酔を施行された。

皮膚切開予定部位の消毒のため仰臥位となったところ、3分後に悪心を訴えた。

意識は清明。

呼吸数18/分。

脈拍96/分、整。

血圧86/56mmHg。

SpO2 98%(room air)。

胎児心拍数120/分。

輸液速度を速めるのと同時に行うのはどれか。

a 気管挿管

b 笑気の吸入

c 半坐位への体位変換

d アドレナリンの静注

e 患者左側方向への子宮の用手的移動



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合ってましたか?

見慣れない用語もあって、ちょっとビックリ。


「子宮の用手的移動」


は?


何、それ?


初耳〜



私もこの問題を試験当日に見て、

別の意味でビックリしました。

何故かっていうと、

そっくりな内容の書籍を校正している最中だったんです。


その書籍っていうのは、


「みんなの麻酔科学」

(順天堂大学・稲田英一先生著)

minmasu_big


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主人公の研修医・安部先生が、先輩の山元先生の指導のもと、脊髄くも膜下麻酔をする場面です。

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来週の1例目は予定帝王切開です。

患者さんは棚田明子さん、34歳の経産婦。

身長160cm、体重61kg(妊娠前体重53kg)。

2年ほど前に胎児ジストレスに対して緊急帝王切開を受けたため、今回は予定帝王切開ということでした。

  <中 略>

安部先生:「棚田さん、これからお薬を注入しますね。

  びりっとしたりしたら教えて下さい。

  まず、右足から温かくなってくると思います」
 
安部先生はゆっくりとシリンジを押していきました。
 
山元先生:「0.5mLくらいになったら、もう一度吸引して。

  それから全量を注入。バーボタージュ(barbotage)っていうのよ」


抵抗なく脳脊髄液が引けてきました。

溶液をすべて注入し、ガイド針ごと脊麻針を抜きました。

安部先生:「棚田さん、どうですか」

棚田さん:「もう右足が温かくなってきました」

安部先生:「では、仰向きに戻りましょう。力を貸しますからね。

  そのうちに左足もしびれてきますよ。

  麻酔は1時間半から長いと6時間くらいは効きますからね。

  医療用麻薬も入れておくので、痛みに関しては12〜24時間はとれると思います」
 

みんなで協力して棚田さんを仰臥位に戻しました。

山元先生は点滴を全開にして、子宮の左方移動をしています

安部先生は手術台を右上になるようにローテーションしました。  

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この本は、研修医が麻酔科を1か月間ローテートした時に遭遇数さまざまな素朴な疑問を、指導医とのやりとりを通じながら解決していくという設定で話が進みます。

お蔭様でAmazonでも1位となりました。

IMG_2268


 

みんなの麻酔科学
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at 16:31|Permalink

2015年04月01日

今日の一問(医師国試107-I-68、高血圧の精査で来院した25歳の女性)



おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。


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ブログを始めてからの累計訪問者数間もなく6万名を超えそうです。

感謝、感謝です。

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問題自体は、いま解くとそんなに難しくはない。

しかし、現場(国試本番)では難しいんじゃないの、これ。

僕はそんな気がするよ。

国家試験本番で「次に何が来るかわからない」状況でどんどん解いていると、こういう問題はかなり難しくなってくるんだよね。

最初から難しく感じる問題はいいとして、「一見して易しそうな」こういう問題の方が実はコワイんだよ。

普段なら解けるはずの問題が、「取れたつもりになっていて、実際は取れていない」ことがある。

本番では心して解いて下さい。

by Dr.東田。


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では、MACの国試最速講座」から「今日の一問」


国試最速講座



医師国試107回I問題No.68

25歳の女性。高血圧の精査のため来院した。

6か月前に胃腸炎症状で自宅近くの診療所を受診し高血圧を指摘された。

3か月前から食欲が亢進し体重が4kg増加した。

身長154cm、体重64kg。

脈拍76/分、整。血圧156/100mmHg。

顔面は赤ら顔で丸く、ざ瘡を認める。

尿所見:糖1+。

所見として予想されるのはどれか。

a 脱毛

b 筋肥大

c 過多月経

d 発汗過多

e 伸展性皮膚線条



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合ってましたか?

動画の最後で、Dr.東田が重要なことを話しているので、ぜひ視聴して下さい。 

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では、MACのYouTube動画(7分26秒)をご覧ください。 



 



「伸展性皮膚線条」を「医師594」で検索すると2件ヒットします。 
 類題なので是非解いてみて下さい。 

Cuching2
 


p8クッシング症状-のコピー


Cuching




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解説は動画をどうぞ〜!!




では、また。

さいなら〜。 
  

 
 
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