今日の一問(肺疾患と胸部聴診所見の組合せ)今日の一問(医師国試106-B-4、自然修復〈内因性修復〉が起こらないのはどれか)

2015年09月07日

今日の一問(医師国試84-A-30、聴診所見の正しい組合せ)



おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。


ひとりでも多くの医学生に役立ちますように。
 



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最近の院内は身だしなみチェックとか

結構厳しいようですね。

 聴診器


首に聴診器をかけているのが

医師の象徴的姿としてテレビドラマでもよく見られましたが、

ある病院では、

身だしなみがよろしくないということで注意されると聞きました。 



では、今日もプチ宣伝を交えつつ、

早速、「今日の一問」


またまた聴診所見に関する過去問です。


医師国試84回A問題No.30

聴診所見で正しい組合せはどれか。3つ選べ

a 笛声音 ----- 上気道狭窄

b 連続性ラ音 ----- 気管支喘息

c 断続性ラ音 ----- 細菌性肺炎

d Velcroラ音 ----- 特発性間質性肺炎

e 胸膜摩擦音 ----- 胸膜中皮腫



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合ってましたか? (解説は本ページ末尾に掲載)

聴診器は、

患者さんとの重要なコミュニケーション・ツールです。


聴診器を当てられるということで、

患者さんは安心感を覚えるそうです。

 
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今日の問題の解答です。

選択肢a
(×) 笛声音は連続性ラ音で、下気道の狭窄によって生じる。気管支喘息がその代表である。


選択肢b
(○) 連続性ラ音は、笛声音なども含む概念で、気管支喘息などで生じることが多い。


選択肢c
(○) 断続性ラ音は、水泡性ラ音または湿性ラ音とも言われ、気道内分泌物のある場合、例えば細菌性肺炎や気管支炎などで生じる。


選択肢d
(○) Velcroラ音はfine crackleやcrepitant raleと同義語で、間質性病変で生じ、間質性肺炎や肺線維症で聴取される。
 

選択肢e
(×) 胸膜摩擦音は胸膜炎などで臓側胸膜と壁側胸膜がこすれ合った場合に生じる音で、胸膜中皮腫においては場合により生じることもあるが、胸腔内分泌物が著明になったり癒着したりした場合には消失してしまう。









では、また。

さいなら〜。 
  

 
 
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