2014年09月02日
今日の一問(医師国試、アニオンギャップが増加するもの)
おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。
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「いけいど」
これを文字変換すると、
医学生のPCなら「異型度」が第一候補かな?
私が使いたいのは「池井戸」のほうなんですが。
総ページで1,000ページありましたけど、週末に一気読み。
抜群に面白かったです。
「いけいど」
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医学生のPCなら「異型度」が第一候補かな?
私が使いたいのは「池井戸」のほうなんですが。
総ページで1,000ページありましたけど、週末に一気読み。
抜群に面白かったです。
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では、早速「今日の一問」。今日は代謝のベーシックな問題です。
基本知識を整理しておいて下さい。
基本知識を整理しておいて下さい。
【医師国試92回A問題No.56】
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アニオンギャップが増加するのはどれか。3つ選べ。
a 糖尿病性ケトアシドーシス
b 乳酸アシドーシス
c 尿細管性アシドーシス
d 下 痢
e 尿毒症
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合ってましたか?
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【正答率】
では、MACのYouTube動画(8分25秒)をご覧ください。
【正答率】
a(○) 糖尿病性ケトアシドーシス
糖尿病性ケトアシドーシスでは有機酸であるケトン体が形成されるため、アニオンギャップが増加する代謝性アシドーシスとなる。
糖尿病性ケトアシドーシスでは有機酸であるケトン体が形成されるため、アニオンギャップが増加する代謝性アシドーシスとなる。
b(○) 乳酸アシドーシス
乳酸アシドーシスも、〔乳酸⇔乳酸イオン+水素イオン〕のように、乳酸が乳酸イオンと水素イオンに分かれるため代謝性アシドーシスとなるものなので、有機酸が形成されアニオンギャップが増加する。
乳酸アシドーシスも、〔乳酸⇔乳酸イオン+水素イオン〕のように、乳酸が乳酸イオンと水素イオンに分かれるため代謝性アシドーシスとなるものなので、有機酸が形成されアニオンギャップが増加する。
c(×) 尿細管性アシドーシス
尿細管性アシドーシスはHCO3イオンの低下をClイオンの上昇で補うことによって陰イオンの和が一定となるため、アニオンギャップは正常となる。
尿細管性アシドーシスはHCO3イオンの低下をClイオンの上昇で補うことによって陰イオンの和が一定となるため、アニオンギャップは正常となる。
d(×) 下 痢
下痢も、HCO3イオンが失われる分、Clイオンの上昇によって代償し、アニオンギャップは正常である。
下痢も、HCO3イオンが失われる分、Clイオンの上昇によって代償し、アニオンギャップは正常である。
e(○) 尿毒症
尿毒症は硫酸イオンやリン酸イオンなどの滴定酸が増加するため、アニオンギャップが上昇する代謝性アシドーシスとなる。
尿毒症は硫酸イオンやリン酸イオンなどの滴定酸が増加するため、アニオンギャップが上昇する代謝性アシドーシスとなる。
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at 07:00│代謝