2014年08月01日
今日の一問(医師国試105-D-35、不登校の15歳男子)
おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。
「1日1ポチ」お願いします。
============
では、前置きなしで「今日の一問」。
今日は「小児科総整理講座」からお届けします。
【医師国試105回D問題No.35】
・
15歳の男子。不登校を心配した母親に伴われて来院した。
10歳時に急に首を傾けたり、顔をしかめたり、咳払いや「オッ」という声を発作的に発したりするようになった。
自分では制御できずに卑猥な言葉も発するようになった。
緊張すると顔しかめや発声の発作が増えるため、学校では奇異な目でみられ、いじめられた。
2年前から欠席が目立ち始め、1か月前から不登校となった。
身体所見に異常を認めない。
尿、血液および血液生化学所見に異常を認めない。
頭部CTと脳波とに異常を認めない。
治療薬として適切なのはどれか。
10歳時に急に首を傾けたり、顔をしかめたり、咳払いや「オッ」という声を発作的に発したりするようになった。
自分では制御できずに卑猥な言葉も発するようになった。
緊張すると顔しかめや発声の発作が増えるため、学校では奇異な目でみられ、いじめられた。
2年前から欠席が目立ち始め、1か月前から不登校となった。
身体所見に異常を認めない。
尿、血液および血液生化学所見に異常を認めない。
頭部CTと脳波とに異常を認めない。
治療薬として適切なのはどれか。
a L-dopa
b 炭酸リチウム
c パロキセチン
d ハロペリドール
e メチルフェニデート
・
・
・
・
・
・
・
ボタンをポチッと押して貰えたでしょうか?
合ってましたか?
合ってましたか?
・
・
・
・
・
・
・
MACのYouTube動画(1分53秒)をご覧ください。
では、正答率を示します。
【正答率】
【おまけ・107-I-44】
10歳の男児。わいせつな言葉を口走ることを主訴に両親に伴われて来院した。
5歳ころから瞬目、肩をすくめる、首振り及び咳払いなどの突発的かつ律動的で反復する運動が出現し、軽快と増悪とを繰り返してきた。
最近、主訴の症状が出現した。特記すべき既往歴はない。
神経学的な所見に異常を認めない。
この患児について正しいのはどれか。
【正答率】
MACのYouTube動画(1分53秒)をご覧ください。
では、正答率を示します。
【正答率】
a(×、0.1%) L-dopa
b(×、0.8%) 炭酸リチウム
c(×、1.0%) パロキセチン
d(○、89%) ハロペリドール
Gilles de la Tourette症候群は常染色体優性遺伝をし、男性に多い疾患。
単純性チックから始まり、多発性の複雑性チックへ発展する。
e(×、9%) メチルフェニデート
Gilles de la Tourette症候群は常染色体優性遺伝をし、男性に多い疾患。
単純性チックから始まり、多発性の複雑性チックへ発展する。
e(×、9%) メチルフェニデート
【おまけ・107-I-44】
10歳の男児。わいせつな言葉を口走ることを主訴に両親に伴われて来院した。
5歳ころから瞬目、肩をすくめる、首振り及び咳払いなどの突発的かつ律動的で反復する運動が出現し、軽快と増悪とを繰り返してきた。
最近、主訴の症状が出現した。特記すべき既往歴はない。
神経学的な所見に異常を認めない。
この患児について正しいのはどれか。
a 親の過干渉が主な原因である。
b 異常な運動は睡眠中ほぼ消失する。
c 置かれた状況による症状の変動は少ない。
d 成人まで症状が軽快せずに持続することが多い。
e ごく短時間でも自分で症状を止めることはできない。
【正答率】
a(×、2%) 親の過干渉が主な原因である。
b(○、75%) 異常な運動は睡眠中ほぼ消失する。
c(×、1%) 置かれた状況による症状の変動は少ない。
c(×、1%) 置かれた状況による症状の変動は少ない。
d(×、3%) 成人まで症状が軽快せずに持続することが多い。
e(×、18%) ごく短時間でも自分で症状を止めることはできない。
↓ ↓ ↓
Tourette症候群
Tourette症候群
===============
==============
プチPR!
「医師594」は医学生のための過去問無料サービスです。
登録は下記からお願いします。
「医師594」サイト
登録がまだの方は、これを機会に是非ユーザー登録をお願いします。
==============
サンプルページはこちらからどうぞ。
青本(ドキドキの生たまご編)
(Amazon)
赤本(ハラハラの半熟たまご編)
(Amazon)
(Amazon)