2014年04月27日

今日の一問(医師国試106-C-6、運動発達が正常な4か月の乳児)



おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。

 GWも更新を頑張りたいと思います。

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プチ復習(慢性骨髄性白血病CML)と動画解説は、明日(月)アップします。

今日は、ちょっと寄り道です。

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親しい女性から嬉しいお便り。

「子供がハイハイを始めました。」
 
かわいいですよね〜、この頃。

重力に逆らって動けるヨ・ロ・コ・ビ!!

まぁ、子供はそんなこと考えてないでしょうけどね。

うちの子供は、このハイハイを異常なスピードで行うことができて、「チョー高速ハイハイ」と名付けておりました。

8畳間の片隅に子供を置いて、対角線上の片隅から子供の名前を呼んでは、この「チョー高速ハイハイ」をやらせて楽しむ毎日。

8畳間の対角線って、約5m。

「5m」の距離の目安として世間ではよく使われるらしいです(初めて聞いたぜ)。


はいはい


あまりに面白いので、一日10回はやらせてました。

毎晩50mか。

遠い昔の話だけど、息子よ、すまなかった。




このブログを読まれている皆さんは、ご自分がハイハイをしたときのことを覚えてますか?

えっ!

そんなこと!

覚えてないですよね。普通は。





でも、こんなことを書いている人がいます。

 永いあいだ、私は自分が生れたときの光景を見たことがあると言い張っていた。
 それを言い出すたびに大人たちは笑い、<中略> 笑う大人は、たいてい何か科学的な説明で説き伏せようとしだすのが常だった。
 そのとき赤ん坊はまだ目が明いていないのだとか、たとい万一明いていたにしても記憶に残るようなはっきりした観念が得られた筈はないのだとか、子供の心に呑み込めるように砕いて説明してやろうと息込むときの多少芝居がかった熱心さで喋りだすのが定石だった。…
 
三島由紀夫著「仮面の告白」冒頭からの引用です。

いや、脱帽!

さすが。





胎内記憶っていう概念も、今ではあるそうですからね。

素直に信じます。





横道にそれました。





医師国家試験や共用試験の中で必ず問われる「小児の成長と発達」。

苦手という話を時々聞きますが、これって多分、乳児の頃の記憶がないからじゃないですかね。

医学生でお子さんを持っている方も少ないでしょうしね。

幼少期の甥っ子、姪っ子が近くにいる場合は、その子のことを思い出しながら問題を解いているんでしょうか。


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では、「はいはい」つながりで、「今日の一問」

医師594の過去10年のデータベースで調べても一問しか検索でひっかかりませんでした。


第106回 C問題 No.6 

運動発達が正常な4か月の乳児が可能なのはどれか。

a お座り

b 頸 定

c つかまり立ち

d 寝返り

e はいはい



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ボタンをポチッと押して貰えたでしょうか?

合ってましたか?

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正解は、bの「頸定」でした。

a お座り(7〜8か月
b 頸定(3〜4か月
c つかまり立ち(9か月
d 寝返り(5〜6か月
e はいはい(8か月

イイこと思いつきました。

はいはい畳間でか月。 

皆さん、ご唱和下さい。

はいはい畳間でか月。 

「8畳間」は余分な気がしてきました。

はいはいか月。 

よしっ


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頸定(首のすわり)は、大体3〜4か月。

では、3〜4か月までに消失する反射と言えば、





これです。

↓ ↓ ↓

モロー103-E-30

急に支えを外すと、ビックリするじゃないか、こら!」反射。





Moro反射です。

Moro反射の消失とともに、頸定(首がすわる)が見られるようになり、首を自由に動かせるようになる」そうですね。理屈がつながっているんですね。

知りませんでした。

 
YouTube動画もありました。
便利な時代です。
 ↓ ↓ ↓

 


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医師594では、ユーザーのミナカタしぇんしぇいさんが作った「成長・発達の一般問題集」が大変好評なので、是非お試し下さい。

医師594の良いところは、毎回選択肢の順番がシャッフルされること。

紙上で過去問を解いていると、問題を見ただけで正解の選択肢の場所まで記憶してしまうようです。

ですから、真の実力試しに「医師594」はもってこい、なのであります。

みなかた


今晩はブイヤベースを私が作るので、食材調達に行って参ります。

では、また明日。

さいなら〜。

2014年04月26日

今日の一問(医師国試108-A-29、4年前にCML慢性期と診断)




おはようございます。
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早速、昨日の問題のプチ復習です。

診断はLewy(レビー)小体型認知症(DLB)でした。

【第108回国試 A問題 No.38】

78 歳の女性。手指振戦と動作緩慢とを主訴に来院した。
1年前から手指の震えが出現し、次第に動作が緩慢になっていた。
半年前から物忘れを自覚していた。
1か月前から、誰もいないのに「人が座っている」と訴えたり、「蛇がいる」と怖がったりするようになったため、1週前にリスペリドンを少量投与したところ、四肢の筋強剛と流涎とを認めるようになった。

この疾患にみられるのはどれか。 

a(×、3%) 側頭葉内側の萎縮

b(×、7%) 後頭葉の糖代謝の亢進

c(×、40%) 後部帯状回の血流低下

d(×、9%) 心臓交感神経機能の亢進

e(○、41%) 基底核ドパミン取り込みの低下



c(後部帯状回の血流低下)とe(基底核ドパミン取り込みの低下)を選んだ人がほぼ同数。

DLBは、SPECT・PETでは、後頭葉の血流低下や代謝の低下を認めるので、cは「×」。

診断基準を掲載しますので、確認してください。

DLB診断基準2



そして、Lewy小体のLewyは、ドイツの神経学者Frederich Heinrich Lewy博士です。

Lewypic
↓ ↓ ↓
http://openwetware.org/wiki/BIO254:LewyBody


また、「レビー小体型認知症家族を支える会」のHPにもLewy小体の画像とともに、わかりやすい記述がされているので、リンクを貼り付けておきます。
lewy
↓ ↓ ↓
「レビー小体型認知症家族を支える会」


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では、いつものように、「今日の一問」

第108回のA問題は、難しい問題続出で、受験された方は大変だったのでは……。
初日のA問題でこの難易度だと、そのあとに続くB問題以降はまさに戦々恐々ではなかったでしょうか。

研修医D男-03s



第108回 A問題 No.29
 

46 歳の男性。全身倦怠感、発熱および左季肋部違和感を主訴に来院した。

4年前に慢性骨髄性白血病の慢性期の診断で1年間イマチニブ治療を受けていた。

その後3年間受診せずそのままにしていた。

末梢血血液検査で白血球 30,400、骨髄芽球が 56%であった。

末梢血白血球 bcr/abl FISH 法検査の写真を示す。

108A29

 

4年前と比較し、現在の患者の所見として考えられるのはどれか。 

a 脾腫の縮小

b 血小板数増加

c 骨髄細胞数減少

d 染色体付加異常の出現


e 好中球アルカリフォスファターゼ低値


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ボタンをポチッと押して貰えたでしょうか?

合ってましたか?

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では、例によって、YouTube動画(9分31秒)で解説をご覧ください。 


 


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at 22:21|Permalink血液 

2014年04月25日

今日の一問(医師国試108-A-38、手指振戦と動作緩慢の78歳女性)



おはようございます。
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今日の私の無知

随分暑くなってきました。汗ばむくらいです。

常夏(とこなつ)というコトバは知ってます、もちろん。
いろいろな歌詞にも出てきて有名だし、「常夏の島」とか旅行パンフにもよく出てくるし。


では、


常春


ん、「じょうしゅん?」「つねはる?」



常春(とこはる)ってコトバがあるんですね。いや〜、もぅビックリ。

本を読んでいて誤植かと思って検索したら、ちゃんと出てきました。


そして、新たに

「夏 ♪ 夏 ♪ 夏 ♪ 夏 ♪ 常夏 ♪ ♪ ♪ 」

だと思ったら、

「夏 ♪ 夏 ♪ ナツ ♪ ナツ ♪ ココ夏 ♪ ♪ ♪ 」

ショックです。日々、勉強です。


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さて、昨日の問題はいかがでしたか?

神経性食思不振症は、過去問では比較的「点を取りやすい」一般問題だと思い、安心した貴方!

うーん

うーん

うーん

ちょいと難しいのでないかい、これは。

神経性食思不振症について正しいのはどれか。3つ選べ。
a(○、94%) 強迫行為を示すものが多い。
b(×、34%) 安静時にも頻脈であることが多い。
c(×、20%) 過食・嘔吐を伴うものは含まない。
d(○、73%) 抑うつの合併が高率に認められる。
e(○、75%) 我が国では10年以内に約10%の患者が死亡する。
       

選択肢bの「頻脈」は、神経性食思不振症の引っかけ選択肢として過去に3回ほど登場してます。

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「医師594」の過去問検索で「神経性食思不振症」を調べて、比較してみてね! 

Dr.東田の以前の著作からの引用を貼り付けます。

神経性食思不振症では、極端なやせにより甲状腺ホルモンの末梢における代謝が変化し、サイロキシン(T4)が末梢において脱ヨード化を受ける時に、T3の産生を少なく、逆にreverse T3の産生を多くするため、いわゆるlow T3 症候群をきたし、その結果、代謝が低下し徐脈傾向となる。 


厄介なのは「e 我が国では 10 年以内に約10%の患者が死亡する」でしょうか。

厚生労働省の「みんなのメンタルヘルス」には、下記の記載がありました。
ANの転帰については、軽度で一過性のものもあれば、重篤で長期的なものもあります。わが国における調査では、初診後4〜10年経過した患者さんを調べたところ、47%が全快、10%が部分回復、慢性化36%、そして死亡 7%でした。(みんなのメンタルヘルスより)

サイトはこちらです → 「みんなのメンタルヘルス



診断基準と合併症も貼り付けておきますね。(いずれも「プライマリケアのための神経性食欲不振症のガイドライン」より)

神経性食思不振症の診断基準


神経性食思不振症ガイドライン



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では、続いて「今日の一問」。 

【第108回国試 A問題 No.38】

78 歳の女性。手指振戦と動作緩慢とを主訴に来院した。

1年前から手指の震えが出現し、次第に動作が緩慢になっていた。

半年前から物忘れを自覚していた。

1か月前から、誰もいないのに「人が座っている」と訴えたり、「蛇がいる」と怖がったりするようになったため、1週前にリスペリドンを少量投与したところ、四肢の筋強剛と流涎とを認めるようになった。
 

この疾患にみられるのはどれか。

a 側頭葉内側の萎縮

b 後頭葉の糖代謝の亢進

c 後部帯状回の血流低下

d 心臓交感神経機能の亢進

e 基底核ドパミン取り込みの低下

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ボタンをポチッと押して貰えたでしょうか?

合ってましたか?

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では、例によって、YouTube動画(15分22秒)で解説をご覧ください。 





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