2014年10月20日
今日の一問(医師国試106-E-57、48歳女性。首のしこりを主訴に来院)
おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。
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昨日、車を運転中に睡魔に襲われました。
緊急の眠気対策をいろいろ試してますが、
1.バンテリンを目の下と鼻の下に塗る
昨日、車を運転中に睡魔に襲われました。
緊急の眠気対策をいろいろ試してますが、
1.バンテリンを目の下と鼻の下に塗る
→思ったほど効果なし。結膜に塗ったら痛いし、危険。
2.タバスコを飲む
→意外に効果なし(長時間車に放置し、気が抜けてる)
3.コールドスプレーを耳に吹きかける
→カロリックテストか? 効果持続せず
4. アメ類
→全く効果なし
5.ガム
→ガムは部分入れ歯にくっつくし・・・
ということで今まで敬遠してましたが、昨日試したら効果あり。
ネットで調べたら、咀嚼運動は脳に刺激を与えるので、眠気覚ましに効果あるらしい。
そして、「おしゃぶり昆布 梅果肉付」
これが眠気対策第1位と推奨するサイトを見つけたので、これから早速買いに行って、車に常備したいと思います。
車のダッシュボードを開けるとこれらの睡魔対策ツールがどっさり。
家族の笑いの種です。でも、事故は厳禁!
まぁ、なんと言っても、最高の眠気対策は、
「仮眠を取る」
です。
心して運転します。
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さて、「今日の一問」。
毎度お馴染みのMACの人気講座「国試最速講座」から。
これは正答率が97%の問題でした。
「落としちゃダメよ」問題です。
【正答率】
a(○、99%) 悪性リンパ腫
一般に悪性リンパ腫の初発症状は表在リンパ節の無痛性進行性の腫大であり、次第に全身症状を伴い、日常生活が制限されてくる。
一般に悪性リンパ腫の初発症状は表在リンパ節の無痛性進行性の腫大であり、次第に全身症状を伴い、日常生活が制限されてくる。
b(×、0.5%) 亜急性甲状腺炎
亜急性甲状腺炎はウイルス感染により限局性甲状腺腫をきたし、有痛性で移動することが特徴である。
c(×、1.0%) 伝染性単核球症
伝染性単核球症は発熱、咽頭扁桃炎、全身性リンパ節腫脹、肝脾腫、発疹などを特徴とする。 症例文と合致しない。
d(○、98%) 癌のリンパ節転移
疼痛を伴わないのが特徴。
疼痛を伴わないのが特徴。
e(×、0.3%) 急性化膿性リンパ節炎
急性化膿性リンパ節炎は、疼痛や発熱あり。
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2014年10月17日
今日の一問(医師国試107-I-11、肝炎をきたすウイルスと抗体検査)
おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。
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さて、「今日の一問」。
組合せ問題です。
このタイプの問題は、まさに「知ってるか、知らないか、それが問題だ」という知識の問題。
To be, or not to be.
That is the question.
まさに、シェークスピアのハムレットの心境です。
私が大嫌いなタイプの問題。
だって、普通の一般問題に比べて、知識を動員する量が格段に増えるから・・・。
【医師国試107回A問題No.60】
肝炎をきたすウイルス感染症とその診断に必要な抗体検査の組合せで誤っているのはどれか。
a A型急性肝炎 ---------- IgM型HA抗体
b B型急性肝炎 ---------- HBe抗体
c C型慢性肝炎 ---------- HCV抗体
d 伝染性単核症 ---------- VCA IgM抗体
e サイトメガロウイルス感染症 ---------- CMV IgM抗体
【正答率】
a(○、1%) A型急性肝炎 ---------- IgM型HA抗体
A型肝炎は2〜6週間の潜伏期ののち、発熱を初発症状とし、食欲不振や悪心・嘔吐、腹痛などを伴い、次第に黄疸が認められるようになり、約1週間で自覚症状は軽減する。診断はIgM型抗HA抗体の出現でなされる。
A型肝炎は2〜6週間の潜伏期ののち、発熱を初発症状とし、食欲不振や悪心・嘔吐、腹痛などを伴い、次第に黄疸が認められるようになり、約1週間で自覚症状は軽減する。診断はIgM型抗HA抗体の出現でなされる。
b(×、48%) B型急性肝炎 ---------- HBe抗体
確定診断は、HBs抗原陽性、IgM型HBc抗体陽性。
確定診断は、HBs抗原陽性、IgM型HBc抗体陽性。
c(○、7%) C型慢性肝炎 ---------- HCV抗体
d(○、31%) 伝染性単核症 ---------- VCA IgM抗体
伝染性単核症は思春期〜青年期に好発し、EBウイルスの初感染により生じ、発熱、咽頭痛、全身リンパ節腫脹を3主徴とする一過性良性の疾患である。診断としてはIgM型の抗VCA抗体などの出現が重要である。
伝染性単核症は思春期〜青年期に好発し、EBウイルスの初感染により生じ、発熱、咽頭痛、全身リンパ節腫脹を3主徴とする一過性良性の疾患である。診断としてはIgM型の抗VCA抗体などの出現が重要である。
e(○、12%) サイトメガロウイルス感染症 ---------- CMV IgM抗体
診断としてはサイトメガロウイルス抗原の検出や、PCR法による診断、および抗サイトメガロウイルスIgM抗体の検出、またはペア血清などで抗サイトメガロウイルス抗体価の上昇を確認することが有用である。
診断としてはサイトメガロウイルス抗原の検出や、PCR法による診断、および抗サイトメガロウイルスIgM抗体の検出、またはペア血清などで抗サイトメガロウイルス抗体価の上昇を確認することが有用である。
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2014年10月15日
今日の一問(医師国試107-A-60、人間ドックで境界型糖尿病と心電図異常を指摘)
おはようございます。
594編集部のマッ君(まっくん)です。
【回 数】 106、107、108【ジャンル】 循環器【一般・臨床】 臨床【必修/必修以外】 必修以外【正答率】 90%以上
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さて、「今日の一問」。
これは正答率が89%の問題でした。
症例も研修医になってからもよく遭遇しそうな症例ですね。
毎度お馴染みのMACの人気講座「国試最速講座」から。
「症例問題はその患者さんが目の前にいると思って解きなさい」とMACのDr.中山がよく言っています。
【医師国試107回A問題No.60】
47歳の男性。
人間ドックで経口グルコース負荷試験〈75g OGTT〉での境界型と心電図異常を指摘され来院した。
父親が心筋梗塞のため49歳で死亡。
喫煙は20本/日を27年間。
飲酒は日本酒1合/日を10年間。
身長165cm、体重73kg。
脈拍72/分、整。血圧124/80mmHg。
血液生化学所見:
総コレステロール180mg/dL、
トリグリセリド112mg/dL、
HDLコレステロール60mg/dL。
人間ドックで経口グルコース負荷試験〈75g OGTT〉での境界型と心電図異常を指摘され来院した。
父親が心筋梗塞のため49歳で死亡。
喫煙は20本/日を27年間。
飲酒は日本酒1合/日を10年間。
身長165cm、体重73kg。
脈拍72/分、整。血圧124/80mmHg。
血液生化学所見:
総コレステロール180mg/dL、
トリグリセリド112mg/dL、
HDLコレステロール60mg/dL。
この患者における冠動脈疾患のリスクファクターはどれか。3つ選べ。
a 飲 酒
b 喫 煙
c 家族歴
d 脂質異常
e 耐糖能異常
①冠動脈疾患②糖尿病・耐糖能異常③脂質異常症(高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症)④高血圧⑤慢性腎臓病(CKD)⑥喫煙⑦非心原性脳梗塞・末梢動脈疾患⑧年齢・性別⑨冠動脈疾患の家族歴
を挙げています。
【正答率】
【正答率】
a(×、2.6%) 飲酒
1合/日以下は適正飲酒。
1合/日以下は適正飲酒。
b (○、99%) 喫煙
c (○、98%) 家族歴
d(×、7%) 脂質異常
e (○、92%) 耐糖能異常
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